現金とは?

2017/03/29

現金とは?

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 現金とは正に目の前にあるキャッシュです。経理担当者の(手提げ)金庫、ないしはレジスター内の釣銭というものです。

 通常、事務系の会社であれば現金は5万円位、多くても10万円程です。
建設系の会社で職人に現金手渡しをしている会社であっても常時100万円を超えることはありません。

 なので、試算表や決算書で現金勘定に数百万円や一千万円を超える数字があるということはあり得ないと思ってください。
 そうした場合は通常想定される現金勘定を超える現金残高は社長の個人的支出として短期貸付金または経費として金融機関には見られるということです。
 前者であれば公私混同の激しい会社でモラルがない。後者であればその分利益をマイナス(純資本の部をマイナス)され、場合によっては債務超過というケースもあり得ます。

 5店舗経営している飲食店でいうと・・・
平均月商が450万円、決算期末がたまたま週末で3営業日分の現金が預金預け入れできずに手元にあった。週末なので1営業日あたりの現金売上が25万円、レジ金が5万円。
各店舗の現金残は25万円×3営業日+レジ金5万円=80万円
5店舗だから80万円×5店舗=400万円
これに本部小口現金10万円だから・・・・
 決算書の現金勘定はなんとなく410万円(400万円超)位ありそうだな・・・
という具合になります。
それなのに現金勘定に700万円とかあると本当にそうか???という疑問をもっていただきたい。

 余談になるが、試算表レベルではあるが、現金勘定がマイナス残になっていることがある。これもまたあり得ない。現金というものにマイナスはありません。
その場合には現金/短期借入金(役員借入金)又は短期貸付金(当該残高がある場合)として、現金残高をプラス残に調整してください。

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