Q 設立2年目、節税のため保険の加入を勧められたのですが、どのような保険がオススメですか?

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2017/07/02

財務に困っている経営者からの質問

Q 設立2年目、節税のため保険の加入を勧められたのですが、どのような保険がオススメですか?
Q 設立2年目、節税のため保険の加入を勧められたのですが、どのような保険がオススメですか?

財務のプロ 湯原先生の回答

湯原重之

株式会社財務のプロ 取締役/財務コンサルタント湯原重之
2004年より、某財務コンサルタント会社にて代表取締役社長でありながら、最前線の財務コンサルタントかつ税理士として、百数十社のクライアント企業を対応。年間延べ700件超の財務戦略立案、金融機関と年間延べ1,500回超の資金調達対応を実施。2017年1月、財務のプロを設立。

A  節税のための保険には様々な種類があります。どのような種類の保険がよいかは保険外交員ではないので何とも言えませんが、財務的には保険に加入すれば資金が出ていくということです。

また設立1期目に利益が出たので、来期以降の節税のためとなると、保険料全額が費用計上(全額損金経理といいます)出来るものもあれば、同時に将来の退職金財源の積立目的で、保険料の2分の1が費用計上(2分の1資産計上といいます)となるものもあります。

いずれにしても保険加入は5年、10年、20年と先の長い契約になります。

そのためには会社が同様に存続していかなければ、当初の加入目的を果たすことはできません。

節税が目的とは言うものの、税金という名の資金が少なくなるだけで、その裏側で当然ですが保険料という名の資金が出ていっているので、会社に残った資金だけをみると、節税せずに税金を払った方が資金はより多く残ります。

退職金財源の積立目的とはいうものの、会社の財務状況を悪化させてまで保険に加入すると、その会社の10年、20年といった長期の存続は危ういものになるでしょう。

よって財務的側面からですと、まずは節税をせずに納税をして、金融機関からの信頼を得て資金調達をして盤石な財務体質を形成する。そうして絶対に潰れない、潰されない会社にしてから将来に対する備えとしての保険加入をお勧めいたします。

ただしあまりに急激な成長を目指そうと昼夜を問わず働いて、体を壊してしまっては元も子もありませんのでご注意ください。

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