Q&A
2017/10/11
- Q 起業予定で融資を活用したいです。日本政策金融公庫や信用金庫など金融機関の種類がたくさんあります。最初はどこから当たるのがよいでしょうか?
- Q 起業予定で融資を活用したいです。日本政策金融公庫や信用金庫など金融機関の種類がたくさんあります。最初はどこから当たるのがよいでしょうか?
- 株式会社財務のプロ 取締役/財務コンサルタント中田
- 2004年より、某財務コンサルタント会社にて代表取締役社長でありながら、最前線の財務コンサルタントかつ税理士として、百数十社のクライアント企業を対応。年間延べ700件超の財務戦略立案、金融機関と年間延べ1,500回超の資金調達対応を実施。2017年1月、財務のプロを設立。
A 創業融資の相談であれば、日本政策金融公庫(国民生活事業)、保証協会付融資という順番をお勧めしています。
しかし日本政策金融公庫は通帳をもたない金融機関になるので、融資金額の実行及び返済のために金融機関の通帳が必要になります。その通帳をもつために信用金庫の窓口で通帳作成をすることになります。
またその信用金庫をどこにするかということが重要なのですが、日本政策金融公庫からの融資の後にその信用金を通じて保証協会付融資を受けることになります。
更にはその保証協会付融資の後にプロパー融資を受けたいものです。
よって、最初に通帳口座を作成する信用金庫は、将来プロパー融資に対応してもらえる金融機関でなければなりません。
金融機関の選択ってそれほど重要なものなんですね。
日本政策金融公庫は融資実行の際に差し引かれるものとしては、振込手数料と団体生命保険料(任意)だけです。
保証協会付融資の場合は保証料を無視することは出来ません。なので設備資金のように運転資金と比べ大きな金額になる融資の場合は日本政策金融公庫を選択するようにしましょう。